メンター制度とは？新人定着や離職防止に役立つ理由
yasunori
メンター制度とは
メンター制度とは、職場における信頼できる先輩社員が、新人や若手社員の悩み・不安に寄り添い、成長を支援する制度です。単なる業務指導ではなく、精神的・関係的な支えを提供することが目的です。
OJTとの違い
OJTは業務の習得を目的とした実務指導であり、業務遂行能力の向上が主な狙いです。一方、メンター制度は業務そのものではなく、職場での人間関係、キャリアの悩み、価値観の共有など、心理的・社会的側面を支えることが目的です。
| 項目 | メンター制度 | OJT制度 |
| 主な目的 | 精神的サポート・関係性の構築 | 実務スキルの習得 |
| 担当者 | 他部署や年齢の近い先輩社員 | 直属の上司や業務指導者 |
| 主な関わり方 | 面談・相談・キャリア形成の支援 | 実務指導・指示・フィードバック |
ABOUT ME
1973年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、1998年大手ゲームソフト会社入社。人材開発、採用などを担当。人事制度改訂、人事管理システム導入など複数のプロジェクトをマネジメント。Jリーグチーム職員を経て2006年10月大手研修会社入社。研修プランナーから講師に転身し登壇を重ねる。2022年7月メンタリングコンサルトを設立し代表に就任。 日本メンター協会MOP（メンタリング・オフィシャル・パートナー）としてメンター制度の導入支援、メンタリング関連研修ほか階層別研修、人事評価研修、ビジネススキル研修ほか幅広い分野で登壇。 ビジネスパーソンの『意識・行動・周囲との関係性』の最適化支援をミッションとして幅広く活動している。